産休・育休を取得した社員の
ほぼ100%が仕事に復帰して活躍中。
子育てをしながら働く三人の言葉から、
ワークライフバランスをとりながら
自分らしい働き方ができるNBSの姿が見えてくる。
A.H
自動車船システム部
自動車管理システム課 課長
2006年入社
教養学部
H.N
経営企画部 企画課
2006年入社
文学部 心理社会学科
S.N
物流システム部
2021年入社
経営管理研究科
ワ―ママ・ワ―パパから見た職場環境
-SESSION 01
それぞれの産休・育休体験
私はNBSに入社してから、業務システム、社内システム、グループウェアの新規導入、韓国での駐在などを経験。帰国した後に結婚して、以前に自分が関わったグループウェアの利活用を推進する業務をしていた時に一回目の産休を取得しました。その後、一度復帰して、約二年後に二回目の産休・育休を取得し、今は二人の子育てをしながら働いています。手掛けている業務は、人材育成。具体的には新人研修や一般社員の研修の企画や見直し、他には社内図書や学習ツール、推薦する外部研修の調査選定などを行っています。
私も働きながら、二人の子育てをしています。NBSへの入社後は、物流基幹システムの入れ替えプロジェクトのメンバーとして働きました。その後は、日本郵船の自動車船事業で使われている基幹システムの開発・保守運用の業務に一貫して携わっています。2回目の産休・育休から復職した後からは、課長職も任されています。子育てをしていると、子供の体調変化など、突発的に対応しなくてはならない状況が出てきますから、「課長職を果たすことができるかな」という心配もありましたが、業務の調整や社内制度を利用することで、務めることができています。
私は第1子が生まれたばかりで、もうすぐ 半年間の育休に入る予定です。私が長めの半年間の育休を取得しようと決めたのは、「会社の人事制度としてあるのだから使ってみよう」と思ったこと。そして「子育てのための休暇をできるだけ長く取ることで、妻や生まれてきた子供、大切な家族とより良い関わり方ができるのではないか」と考えたからです。さらに、自身が育休を経験することによって、「いつかマネジメントする立場になった時に、子供を持っている部下とどう接するべきか、どう支えていくべきかがわかるのではないか」という想いもあります。
ワ―ママ・ワ―パパから見た職場環境
-SESSION 02
子育てと仕事が
両立できる理由
初めて産休・育休を取った時を思い出してみると、他にも育休取得している社員が増えてきていた為、特に不安や心配はありませんでした。また仕事への復帰に際して、一人目の子供の時は、復帰前の職場とは異なる、日本郵船に出向する形で復帰したので多少不安はありましたが、ワ―パパの方が何人かいらして、子供のお迎えのための早めの退勤もさせて頂くなど、子育てへの理解ある環境で働くことができました。
NBSの社員が産休・育休を経てスムーズに働き続けられる一番の理由は、何といっても子育てを支援する休暇・勤務制度がしっかりとしている点です。日本郵船グループの充実した制度を基に、NBSの業務や風土に合うように改良されたルールが運用されています。また既存の制度が、時代・環境や社会課題に合わせて、柔軟に変更されていることも、子育てのしやすさ、働きやすさにつながっています。たとえば、時短勤務を取得できる期限が、小学1年生修了まで延長されるといった施策が行われました。これからもいろいろな制度のさらなるブラッシュアップが期待できると思います。
社内制度とは違う話になりますが、顧客との良好な関係が、子育てしながらの働きやすさにつながるのではないかと思います。私は現在、同じグループの郵船ロジスティクスを担当し、貨物管理システムの保守管理サービスの提供に携わっていますが、これまでの業務を通して、担当者が変わっても、NBSに信頼感を持ってもらえる関係の構築を目指してきました。関係はできているという自負がありますから、休暇期間中の業務や注意すべき課題の引き継ぎを安心して進めることができています。
ワ―ママ・ワ―パパから見た職場環境
-SESSION 03
ワークライフバランスの
上で実現したいこと
「早朝に働くようにして、子供が寝ている時間を仕事にあてられないか」とか、「予約が空いている平日の夕方に子供の通院や習いごとの振替に連れていけないか」とか、思い描いていることはいろいろありますが、在宅勤務や時短勤務を活用したフレキシブルな働き方がもっと拡大していくことを願っています。「ママは、こんな仕事をやっているよ」と子供に胸を張っていえるように働き続けていくつもりです。保育園が大好きな子供からも「ちゃんと働いて、保育園のお金を稼いできてね(笑)」と言われてますから、その期待にも応えないといけませんし(笑)。
自分の仕事は責任を持ってやり遂げたいと考えていますが、仕事の犠牲となって生活が回らなくなってしまっては本末転倒。ですから自分の生活が回り続けることを第一に仕事を続けていきたい。「ユーザーとの打合せで出社しなくてはならないけど、どうしても家庭内の調整ができない」という状況が避けられませんが、既存の社内制度がより拡充されたり、あるいはお互いに業務をカバーしあう仕組みが新たにできたりすることで、今よりもさらに子育てしながら働きやすいNBSになっていくといいですね。
親という立場となってどんな働き方をするかは、まだ明確にはイメージできていません。しかし「今までのようにガムシャラに働くだけではなく、家族のことも考えなくては」という意識が高まっていることは確かです。NBSには多様な働き方ができる制度と風土があるわけですから、妻とじっくり話をして、また自身のキャリアプランと向き合って、ワークライフバランスの取れた生活をおくっていきたいと思います。
今日は、お二人の話を聞いて半年間の育休にむかう気持ちが一段と盛り上がってきました。ありがとうございました。