社長メッセージ

日本郵船グループの
成長戦略と一体となって
未来を拓く
ITソリューションを創出します

代表取締役 社長執行役員 宮地 誠一
  • ITでインターナショナルな
    日本郵船グループの
    ビジネスを支える
    NYK Business Systems(以下NBS)は1988年に日本郵船の情報システム部門が分社化された会社として誕生しました。以来、私たちはITと海運のビジネススキルを併せ持つ存在として、インターナショナルなビジネスを展開する日本郵船の成長戦略を支えてきました。今では日本郵船グループのITパートナーとして、グループ各社の企業戦略に沿った情報戦略の策定・推進、業務システムの企画・開発・保守・運用、各種ユーザー支援などのサービスを提供しています。

    日本郵船グループは2023年3月に2026年度までの中期経営計画“Sail Green, Drive Transformations 2026 – A Passion for Planetary Wellbeing -”を発表し、「総合物流企業の枠を超え、中核事業の深化と新規事業の成長を実現し、未来に必要な価値を共創する」というビジョン、目指す姿を打ち出しました。私たちNBSは、情報通信技術の急速な進展が企業経営のみならず、社会の在り方にも劇的な変革をもたらしている歴史の大きな転換点に立っているとの認識のもと、自らの技術を常にアップデートして、深化し成長する日本郵船グループのビジネスニーズに応える付加価値の高いソリューションを提供する企業へと進化し、日本郵船グループのビジョンの実現に貢献することが求められています。
選ばれるITパートナーで
あり続けるために
私たちNBSは、次のような考え方や行動を大切にしています。日本郵船グループから信頼できるパートナーとして選ばれるために、「Customer Centric Digitalization」を戦略とします。日本郵船の各事業部門、もしくは関係会社といった顧客にとことん寄り添いながら、ITパートナーとして業務やビジネスの変革へ貢献するIT技術者集団を目指します。AI利活用、クラウドコンピューティング、サイバーセキュリティなど、私たちに要求される情報通信技術は絶えず変化し、また高度化を続けています。こうした中で信頼できるパートナーとして選ばれ続けるためには、顧客が事業利益を確保する仕組みと、顧客が抱えるビジネスプロセス上の様々なペインポイントを深く理解し、さらに顧客のビジネスモデルに差別化・効率化をもたらす情報通信技術への感度を常に高めなくてはならないと考えています。この姿勢によって獲得した知識・経験・知見をいかして、適用技術・コスト・導入スピードの最適化を図ったソリューションを顧客に提供していきます。
  • 技術と人財を軸とする経営で
    価値を提供する
    私たちNBSは、企業理念に“Bringing value to life.”を掲げる日本郵船グループの一員として、情報通信技術でグループ企業のビジネスの成長をサポートすることを通して、世界中の人々の生活を支え豊かな暮らしを実現することを目指しています。
    また私たちは、ESG経営を推進する企業グループのデジタル基盤に携わる企業として、脱炭素社会への貢献やグローバル社会のサステナビリティにつながる取り組みに、データの収集・分析を始めとするデジタル技術を通じて、今まで以上に関わっていくことになると考えています。
    海運、物流、そして情報通信技術を取り巻く変化は激しく、先行き不透明な状況が続くと思われます。変化する事業環境下で、様々な課題を乗り越えて、企業として成長していくために最も重要となるのが、新たな付加価値創造の主役となる人財です。
    AIやデータ活用といったデジタルで未来を切り拓くために、必要な知識・スキル・ノウハウを習得し技術を自律的、継続的に向上させる、そして顧客中心の考え方や行動ができる人材を育成し、活かす環境をつくることで、NBSならではの付加価値のあるサービス提供を目指していきます。